あるメルマガより。
「コーヒーのほうお待たせいたしました」
あたり前のように使われるこのフレーズを聞いて、“ほう”ってナニ?コーヒーでしょ!?と感じられた方には
『問題な日本語 どこがおかしい?何がおかしい?』という本をオススメします。
この本は「ヘンなんじゃない?」というフレーズのどこがどうヘンなのか、また使用するときの正しい場面も教えてくれます。例えば「コーヒーのほうお待たせいたしました」の説明をまとめると…
もともと「〜のほう」には「その後、おからだのほうは順調ですか?」といったように、物事をぼかしていったり遠まわしにしていったりする用法がある。
よって「おつりのほう230円です」など、正確さを求められる金銭のやりとり
には適切でない。また、「ナシのほうが好きだ」という表現は、対比・比較する対象(ここではリンゴ)を念頭においた上で使用するならOK。
よって、スパゲティとコーヒーを注文した客に対して「コーヒーのほうお待たせいたしました」なら正解だが、コーヒーだけしか注文していない客に対しては適切でない。
言われてみたら、な〜るほど。ってかんじ(笑)
最近、よく発見するこのフレーズ。
そのたび、うちのダンナと顔を見合わせるの。出た!!ってかんじでね(笑)
自分自身も注意をしないと、しらないうちに出ているのかも